Rent 2 Ownが10万人目の顧客を表彰する

28 November 2019

Rent 2 Ownはヤンゴンに本社を構え、バイクレンタルサービスを手がける会社である。2015年の創業から急成長を遂げ、現在はミャンマー全土に50の支社があり、400以上のバイクディーラーと提携している。サービスは明快で、顧客はバイク本体の最低10%以上の金額をデポジットで払うとともに、月ごとや四半期ごとの料金を払う。特に地方などでバイクを買う余裕がなく、家から市街地や仕事場までが遠い低所得者層の需要が高い。

今年4月に同社は顧客10万人を達成し、10万人目の顧客を表彰した。

Rent 2 Ownは創業から計3500万$以上の海外直接投資を受けている。1000万$が資本、2500万$が負債という内訳になっている。昨年11月にはKWF DEG、agRIF、そしてDAIWA PIの海外企業3社が新たに株主となった。Operation managerのKai Marm氏は今後について、支店の増設、ディーラーとの関係強化を図っていくとともに、社会活動にも貢献をしていくという。現時点で45000本の植林活動を行っており、ゆくゆくは消費バイクの排出C2Oを補償する量の植林を目指しているという。また、安全性や道路舗装にも力を入れており、無料のヘルメット貸し出しなどを行っている。

【Myanmar Business Today 16.5.2019】