Myanmar Awbaは油種部門などの進展のため、地元農家と協力し高品質種子の生産に取り組んでいくと発表した。省庁の支援を受け、Myanmar Awbaと共に家畜食糧安全基金(LIFT)が取り組む。Myanmar AwbaのThadoe Hein氏は、ミャンマーの種子生産は多くの問題を抱えているが、LIFTの投資、省庁の支援などにより改善をしていくことができるという。生産部門は雨季から、営業部門は12月から始まり、年内に2500tの生産を見込んでいる。またMyanmar Awbaと地元農業団体の協力により、ミャンマー初の種子生産会社が設立された。株はMyanmar Awbaが51%、地元農業団体等が49%である。
各農家は種子を生産し、それをMyanmar Awbaが買い取る。彼らはこのシステムにより安定した利益を得ることができる。LIFTは最初に300万$の投資を行い、130万戸の農家の収入アップを見込んでいる。農業の担当省によるとこの取り組みは、零細農家たちへの支援をミャンマー農業発展の中心課題に設定している国家戦略とも合致しているという。この公民パートナーシップが、零細農家たちに気候に左右されない安定した種子生産、収入に貢献すると考えられている。
【Global New Light of Myanamr 19.5.2019】