11月のヤンゴン証券取引所(YSX)での取引額が、10月から1億4千万チャット以上回復し、9億2300万チャット、191,153株を記録した。現在、YSXではFirst Myanmar Investment (FMI), Myanmar Thilawa SEZ Holdings (MTSH), Myanmar Citizens Bank (MCB), First Private Bank (FPB), TMH Teelecom Co., Ltd. (TMH) の5社の上場企業の株式が取引されている。
YSXでは、今年から取引時間を1日2回から4回に増やし、プロモーションイベントを開いて新規顧客の獲得、既存顧客の取引活性化を図ってきた。YSX専務のU Thet Htun Oo氏は、「ミャンマーの資本市場インフラはまだ不十分であり、36,000ある証券口座のうちわずか15%しかアクティブでない。証券市場が勢いを持って成長するためには政府の支援が不可欠である。政府の後押しがあって初めて、起業は資本市場算入に前向きになり、投資銀行や保険会社といった機関投資家も現れてくる。」と語った。
YSXの取引額は8月に今年の最高額15億チャットを記録して以降下降傾向にあったが、11月はやや持ち直した形となる。
【Global New Light of Myanmar 6th Dec 2018】