GrabがバガンでGrabThoneBaneサービスを開始した。バガンはミャンマーにおいてGrabが進出した3番目の都市であり、GrabThoneBaneに関してはマンダレーに次ぐ2番目の進出である。バガンは観光が盛んな都市で、2016年には29万人、前年度比15%アップの観光客が訪れた。これらの観光客を支える安全で安価な移動手段として、GrabThoneBaneはスタートした。
GrabThoneBaneは三輪自動車サービス。従来のGrabサービスであるアプリによってその場でタクシーなどを手配するサービスとは異なり、電話による予約制である。少なくとも1時間前、できれば前日までの予約が望ましいという。固定料金制度であり、単純な移動での5000kyatの他、観光貸切で4時間15,000kyatや8時間25,000kyatなどのプランがある。地元のドライバーとしても安定した給料をもらえることもあり、多くの登録希望者が現れているという。
1500年以上の歴史を誇るバガンの観光手段として、GrabThoneBaneは大きな注目を集めている。
【Myanmar Business Today 6.12.2018】