アジア開発銀行（ADB）は、2023 年 4 月のアジア開発見通しレポートで、ミャンマーの 2023 年の成長予測を 2.6% から 2.8% に修正した。2024 年の GDP 成長率は 3.2% と予測されているが、インフレ率は 2023 年に 10.5%、2024 年に 8.2% になると予測されている。
ADB によると、チャットの減価償却の減速とエネルギー価格の低下により、インフレ率は緩和される見込み。東南アジアでは、小さいながらも高度に発展したシンガポールとブルネイだけが、2023 年にそれぞれ 2% と 2.5% の GDP 成長率を達成すると予想されている。
一方、2024 年には、シンガポールと東ティモールはどちらもそれぞれ 3% の成長率を達成すると予想されている。ミャンマーの 3.2% とは対照的。ミャンマーは、2023 年と 2024 年にそれぞれ 10.5% と 8.2% の東南アジアで最も高いインフレが見込まれる国の 1 つであり、ラオスは 2023 年に 16%、2024 年に 5% になると予測される。
