NUGはジェット燃料制裁を要求

7 February 2023

国家統一政府 (NUG)の外務省は、ミャンマーへの航空燃料供給に対する制裁を要請した。1月23日付の発表で、NUGは「軍への航空燃料の供給を停止するため、航空燃料に対する即時かつ効果的な部門別制裁」を求め、それを「ミャンマーの人々を保護するための緊急かつ必要な措置」とした。合わせて、NUG は、国連安全保障理事会のメンバーと国際制裁制度全般に行動を起こすよう求めた。
2022 年 11 月、アムネスティ インターナショナルは、ミャンマーのジェット燃料サプライ チェーンに関する詳細なレポートを発表。特に、国内の民間用ジェット燃料と軍用ジェット燃料のサプライチェーンが分離されていないことを詳述し、燃料供給に関与する多くの企業を特定した。この報告書は、Trafigura の子会社である Puma Energy とその合弁会社である Puma Energy Asia Sun (PEAS) および National Puma Energy Aviation Services (NEPAS) が軍にジェット燃料を供給する際の役割を明記している。