ノルウェーの政府年金基金グローバルは、PTT PCL (PTT) とその子会社である PTT Oil and Retail Business PCL (PTTOR) を、ミャンマーでのタイの石油・ガス会社の活動が人権侵害に資金を提供する可能性があるという懸念から、ポートフォリオから除外したと Norges Bank が12月 15 日に発表した。2021 年末時点で、この 1.3 兆米ドルのノルウェーのファンドは、PTT の株式の 0.35%、9 億 9,880 万ノルウェー クローネ (約2,130 億MMK)、および PTTOR の株式の 0.11%、9,640 万ノルウェー クローネ (206 億MMK) を所有していた。
基金の倫理評議会は、タイの会社とミャンマー国営および軍所有の企業とのパートナーシップ、具体的にはミャンマー石油ガス公社(MOGE)およびミャンマー経済公社(MEC)とのパートナーシップについてや、さらにそこでの活動が軍隊に「かなりの収入源を提供している」と述べた。
MOGE と MEC はどちらも軍事政権によって管理されており、EU とノルウェーを含む他のいくつかの国による制裁の対象となっている。