障がい者雇用促進へ ローカル企業向けハンドブック発行

28 November 2019

Myanmar Centre of Responsible Businesses (MCRB) が、障がい者雇用の増加を目的として、ローカル企業の経営者向けにハンドブックを発行した。ハンドブックには、障がい者の就業機会創出、雇用、勤務継続支援などについての実用的なアドバイスが含まれている。

「ミャンマーの経営者たちは障がい者を雇用したいと思っているが、その方法が分かっていない。障がい者を雇用すれば、企業は新たな才能、顧客にアクセスすることができる。障がい者雇用の道を閉ざすことは、当人たちにとってだけでなく、企業にとっても大きな損失である。」とMCRB会長のVicky Bowmanは語る。

このハンドブックは社会福祉症やミャンマー障がい者連盟などの協力を受けて、MCRBと日本のNGOのAssociation for Aid and Relief (AAR) が共同で制作した。2014年の国勢調査では、ミャンマー全土で2~3百万の障がい者がおり、就業機会はほとんど与えられないという現状が明らかになった。

【Myanmar Business Today  13th Dec 2018】