ミャンマーで優秀な人材を見つけ、雇用し続ける。このHR課題はどの企業にも共通しているが、この課題を成功に導けるかを分ける要素は３つある。
１つ目は雇用者のことを理解できているか。例えば雇用者は仕事を選ぶポイントとして、身につけられる能力や仕事内容への興味がトップだが、企業側は自社のイメージが最も雇用者にとって重要だと考えてしまっている。２つ目は雇用者の成長につながるような訓練や機会を与えられているか。前述したように雇用者は能力取得を望んでいるので、その機会を用意することが必要である。３つ目はHRを管理的機能に留まらず戦略性を持たせることだ。適切な雇用計画を立てられていないことがしばしばあるので、その意識をもっと強めるべきである。
これらに気をつけることが、ミャンマーでのHRを成功に導くのには必須である。
【Myanmar Times 26.11.2018】
