イギリスが再生可能エネルギープロジェクトでミャンマーを支援

28 November 2019

イギリス政府高官は、ネピドーで開かれた環境政策・規制に関する意見交換会において、再生可能エネルギープロジェクトの実装の面でミャンマーを支援すると発表した。イギリスはASEAN諸国のCO2排出削減、再生可能エネルギー利用促進のために300億ドルの基金を設立しており、事前調査の支出はそこから賄われる。

ミャンマー政府もこの分野の発展に向けて法整備を進めており、電力エネルギー省は、2021年までに国内の電力供給の8%、2025年までに12%を再生可能エネルギーにすることを目標にしている。政府は太陽光発電を優先的に導入し、すでに発電所の建設も進んでいる。一方、中国企業との風力発電所建設のプロジェクトも進んでいる。
今後のさらなる成長が見込まれる産業界への電力供給の必要性に合わせて、再生可能な方法を通したエネルギー源の開発が促進されている。ミャンマー政府は2030年までに、ミャンマー全土に電力を供給すると約束している。

【Myanmar Times  7th Nov 2018】