世界銀行、ミャンマーの経済成長を下方修正

28 November 2019

世界銀行が2018年度のミャンマーの経済成長予測を0.5%切り下げ6.2%に下方修正した。また、2019年度は0.4%切り下げ6.5%、2020年度は0.3%切り下げ6.8%とした。これらの背景にあるのは季節性の洪水の深刻さが当初の想定以上だったことや、インフレ圧力、ラカイン危機といった国内問題がある。しかしミャンマーでは海外直接投資を促すための緩和政策やそれらに関する法律の制定が順次進められている。これらが施行され功を奏した場合、ミャンマーの経済成長率はこの限りではないだろうと関係者は語る。

米中間の貿易緊張が高まりを見せる中、中国企業はアメリカの関税から逃れるため南アジアへの移転を模索している。これらの企業を国内へ誘致できるかどうかがミャンマー経済の直近の鍵となるだろう。

【Myanmar Times 8.10.2018】