ムセ・マンダレー鉄道プロジェクト、中国とMoU調印

28 November 2019

ミャンマー運輸通信省とChina Railway Group Limited(CREC)は、ムセ・マンダレーをつなぐ鉄道プロジェクトの実行可能性調査について、MoU(了解覚書)に調印した。CRECはこの調査を自己資金で行うが、プロジェクト自体を請け負うかどうかはまだ決定していない。

ムセ・マンダレー鉄道はミャンマーと中国を結ぶ唯一のルートであるだけでなく、北メコン地域の回廊地帯でもある。インド国境の町タムにも通じているため、インド、中国、ミャンマー間の物流、通信、ひいては三国の経済発展にとっても極めて重要である。
MoUによると、CRECは環境アセスメント、社会影響評価を含む調査を二年以内に完了させる。中国の在ミャンマー大使Hong Liangは、「本プロジェクトは中国とミャンマー二国間の関係だけでなく、ミャンマーや北メコン地域の発展にとって非常に意味のあるものだ。ミャンマー全土の鉄道ネットワークを発達させ、雇用を創出するという点においても重要である。」と語った。

【Myanmar Business Today 1st Nov 2018】