金融活動作業部会 (FATF) は先週パリで第 2 回本会議を開催し、ミャンマーをブラックリストに載せ続けることを決定。 ミャンマーは、2020 年 2 月に戦略的欠陥に対処することを約束したため、グローバルウォッチドッグのブラックリストから削除されたが、同国は 2021 年 9 月までに意図された行動計画を完了することができなかった。昨年 6 月、FATF は同国にその行動計画を10月までに完了しなければ、ブラックリストに戻されるリスクがあると警告。ミャンマーは昨年10月にリストにイランと北朝鮮を加えた一方で、FATFは加盟国やその他の管轄区域に対し、対抗措置ではなく同国に強化された適正評価の適用を求めることで、それほど厳しくない制限を適用している。