ミャンマー中央銀行、円と元のクロスボーダー決済を許可

28 November 2019

1月30日に発表された指令によると、ミャンマー中央銀行は今、中国と日本の通貨をクロスボーダー決済とクロスボーダー送金を導入しようとしている。

円と元の導入に対して地元の人々は肯定的な態度を示している。というのもこれは国内市場におけるUSドルへの依存を減らし、ドル相場の急な変動を安定させることができ、中国-ミャンマー間における支払いを効率化し、ドルに依存してきたミャンマー経済に大きな影響を与えるからである。

すぐに銀行間の決済に導入され、いずれは個人口座にも適用される見込みだ。

さらに『ドル市場は強力な市場であるため、短期的に見れば、特に大きな下落はないと予想しているが、長期的に見れば、元が将来、国際通貨になりうるので、連邦準備制度によって利子率が引き上げられても、国内ドル市場の急増を減らすことができる』という見方もある。

中央銀行のこの決定を受けて、地元の銀行に対して、国際決済や清算、クロスボーダー決済のために講座を開設することを許可したが、まだ個人用と企業用の口座は含まれていない。

【Myanmer Business Today 25th Feb 2019】