ミャンマーが電力供給と現地ビジネスの開始の2点において改革を行ったと世界銀行は報告した。ただ民間企業への改革の影響は停滞したままだ。2019年の世界銀行のビジネス困難度ランキングで、ミャンマーは190国中171位であった。ASEANで最下位の状況は変わらない。10項目の点数の合計で順位づけられているのだが、特に契約履行や少数投資家の保護は180位台であり、政府は改善をする必要がある。
同域内の他国ではより多くの改革がなされている。マレーシアは6つの改革を行い、インドネシアやフィリピン、ベトナムも3つの改革を行った。改革がなされた電力供給と現地ビジネスの開始においてはいくつかの改善がなされてはいるが、例えば事業発足ではシンガポールの1.5日に対しミャンマーでは2週間かかるなどの問題は変わらないままである。
【Myanmar Times 6.11.2018】