ミャンマーにおけるパブリック企業の現状

28 November 2019

2012年から2018年までの間にミャンマー国内のパプリック企業の数は21から331に急増した。これは前大統領U Thein Sein政権時にプライベート企業・パブリック企業の選択を企業が自由に行えるようになったことに起因する。

株主数が50以下に限定されるプライベート企業とは異なり、パブリック企業は本来は強固な財務基盤、透明性の高いコーポレート・ガバナンス・内部統治が求められる。しかし、ある調査によるとパブリック企業の大半が一部の項目でプライベート企業にも劣るスコアであると指摘された。

パブリック企業のうち現在5社が上場し、3社がSECMによる上場承認待ちの状態にある。上場することでより多くの投資家から資金調達が可能となる一方、より健全な企業運営が求められる。

【Myanmar Times 25.9.2018】