ミャンマーで電気バス製造へ

28 November 2019

Green Power Myanmar Co. Ltdは、ハンガリーのCsepel Holding Limitedと提携し、電気バスの生産を開始する。生産開始は2019年半ばの予定で、スリランカ、インド、シンガポールなどに輸出する。輸出台数は7000台以上を見込んでおり、国内用にも300~500台が生産される。

ハンガリーは高い技術力でドイツ向けに高品質の電車やバスを生産、輸出しており、Csepel Holding Limitedは世界でも有数の電気自動車製造メーカーである。Green Power Myanmar Co. Ltdは100%の技術移転を望んでいるが、日本、中国メーカーとでは難しいとの判断から、ハンガリー企業をパートナーに選んだと、CEOのU Tin Maung Kyinは説明した。

価格帯は1台2億~5億チャットになる見通しだが、低金利ローンなど、消費者が購入しやすい仕組みの導入を検討している。Green Power Myanmar Co. Ltdはまず自社でヤンゴン~バゴー間で電気バスを運用し、安全性と十分な電力供給ができることを証明したい考え。将来的には、ハイエース型自動車、スクールバス、救急車の製造も視野に入れている。