ミャンマーがASEANにおけるビジネス難易度ランキングで最下位に

28 November 2019

世界銀行が発表する数字によると、ミャンマーはASEANでのビジネスのしやすさのランキングが最下位になったことが分かった。また、世界の190か国の経済のうち、ミャンマーは171位である。また、ミャンマーの去年のビジネスランキングはアジアで4番目に悪い結果だったが、今年は3番目に悪い結果となった。

その要因はミャンマー政府の方針決定の失敗によるものが主な原因だと指摘されており、政府はこの事実に対して2020年までに経済を飛躍的に成長させることを明言した。

ミャンマー商業・ヨーロッパ会議監督代理を務めるMarc de la Fouchardijere氏は、投資のフレームワークの改善が必要となされているにも関わらず、新会社法の施行後も実際のビジネスのしやすさはそれほど改善されないという意見を述べている。ビジネスの障害となっているのは法律の不確かさ、資格を有する仕事の不足、財務インフラの不足、市場浸透性の不足であると同氏は指摘している。これらの課題をすぐに解決するのは至難だが、ミャンマーはインフラの発展のものさしとなるものを設定し、追いかけていくことが必要なのである。

【Myanmar Times 5th Nov 2018】