ミャンマー最大の民間銀行、KBZ銀行が電子ウォレットKBZPayをリリースした。モバイルアプリを通して、キャッシュレス決済、送金、代理店での現金引き出しなどのサービスが提供される。アプリはミャンマー全土でダウンロード可能であり、各地で登録者増加のためのプロモーションが行われている。
KBZPayではこれまでの伝統的な貨幣取引より安全、簡潔、便利な取引を行うことが可能になる。また取引時間、利用者の名前などの詳細情報も記録されることにより、取引に関わるトラブルの防止、解決にもつながる。KBZ銀行としては数百万人のミャンマー人口をデジタル経済に取り込むことで、100％の金融包摂を達成して生活水準向上に貢献できると考えている。
CEOのMike DeNomaは、「ミャンマーは携帯普及率が90％を超える数少ない国の一つだが、銀行口座はそこまで普及していない。KBZPayで、携帯電話を通して財務管理のパワーをミャンマー中の人々の手に届けたい。」と語った。
【Global New Light of Myanmar 12th Dec 2018】
