投資機会は近々起こる入札・契約規制の改善で上昇する

28 November 2019

石油・ガス部門は今年前期に予定されている国際入札により盛り上がると言われている。石油・エネルギー省の役人によると、同省は生産物分与契約(PSC)を改訂しているところだという。沖、深海領域に関して投資家により解放しようとしているのだ。未だ投資家は同国の開発・生産プロジェクトを引き受けた時に高いリスクを負わなければならず、契約内容も利益が薄いものとなっており投資の障害となっていた。従来のようにミャンマー側が高い配当を得るのではなく投資家との配当を50-50にすることで、海外投資を促進しようとしているのである。

ただこの改革が実行されたとしても海外大企業が来るかは分からず、特に西欧企業はラカイン問題もあり見込みが薄いと、国内の石油ガス会社のKyaw Kyaw氏は言う。ASEANを中心とした海外中小企業ばかり、ミャンマーに与える利益が大企業よりも比較的乏しい企業ばかりが入札に参加する可能性は十分にある。

その可能性は否定できないものの、それでも専門家たちはこの急成長を遂げているミャンマー市場への期待は高く、海外投資家たちも大いに興味を持っているだろうと考えている。

【Myanmar Times 4thJan 2019】