中国とミャンマーが米・トウモロコシの貿易を契約

28 November 2019

中国とミャンマー両国のトレーダーが、ミャンマーと中国の国境地帯で合法的に栽培・収穫された1万5千トンの米と1万トンのトウモロコシを、中国側が購入するという契約を結んだことが、ミャンマー貿易促進組織の報告により明らかになった。

11月には、雲南政府が5万5千トンのミャンマー産の米を購入するということに同意する覚書をミャンマー商業省と結んだ。しかし、米の輸出は中国の中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)の合意が得られて初めて可能になる。10月の2週から、農産物の貿易はムセにおいて中国側の徴発によって停止していた。中国がミャンマーから農産物を輸入する際、基準量を超過すると税がかかってしまうため、徴発・押収が行われたのである。これは裏ルートでの中国への密輸の原因になっている。両国はこの地帯での合法での貿易を望んでいるため、関税の引き下げを希望している。

【Global New Light of Myanmar 22th Dec 2018】